西田二郎という演出

【西田二郎という演出】

1989年、大阪市立大学経済学部卒業

 よみうりテレビに入社。

伝説の深夜番組「11pm」のクロージングに関わった後、

関西から全国へ挑戦した最後の深夜番組「EXテレビ」の立ち上げに関わる。

(上岡龍太郎、島田紳助)

「視聴率に挑戦」した回では、番組終了後、NHK教育テレビにチャンネルを変えて!と視聴者を挑発。その時間、0%であった数字が呼びかけで一気に数%はねあっがた快挙が民放祭連盟賞最優秀賞の名誉を得ることとなる。

また、関西ローカルにて西川のりおを乳母車に乗せて町行く人たちに行けるところまで押してもらうだけの企画「押して!」を演出し、

関西ディレクター大賞新人賞を受賞。

ハイビジョンでオリジナルの視点で演出した「もう一つの鳥人間コンテスト」で、世界のハイビジョンの映像祭、エレクトニックシネマフェスティバルで監督賞。

その後、プライムタイムで「ダウンタウンDX」を演出。何度も番組方向を変えながら、「国民投票」「スター発想辞典」「視聴者は見た!」などのヒットコーナーを開発し、20年のロングランの長寿番組に育てた。

 その頃、深夜番組でも「HAMASHO」を立ち上げ「風俗刑事」など、

放送ギリギリの企画にも挑んだ。

1998年、よみうりテレビと吉本興業の合資で、制作会社「ワイズビジョン」を設立。メンバーとしてあらゆる放送局と番組を制作する。主なものは、

「うっひゃーはなさかロンドンブーツ(フジテレビ)」「スキヤキ!ロンドンブーツ(テレビ東京)」「わらいのじかん(テレビ朝日)」「ごっつええ感じスペシャル(フジテレビ)」「松紳(日本テレビ)」など。

バラエティ以外も、「ドキュメント松本人志の本当(NHK)」を演出。

コントビデオ「ビジュアルバム」を演出。

テレビの番組以外にも、様々なジャンルで創作を始める。

03年までは、テレビガイドにて、番組の裏側に自身でスチールカメラを持ち込み、デリケートな芸人の生態を捉えコラムに、8年間続ける。

また、雑誌マリクレールなどコラムを掲載、TBSラジオ、ABCラジオにも出演、インターネットラジオを演出出演などテレビという枠組みにとらわれない活動からテレビを見つめ直す機会を得た。

松本人志、高須光聖のラジオ「放送室」でも、たびたび話題にあがってスタジオで笑いを誘っていたらしい。

ダウンタウンDXにおける前説は、番組当初から現在まで20年超、自身で勤め番組をあたため続けた。

2002年よみうりテレビに戻ってからも、意欲的に様々なジャンルの番組を開発する。不定期ながらタレントが一切出てこないバラエティ「西田二郎の無添加ですよ!」を開発、タレントに頼らないをスローガンに自らが画面に晒されながら町行く人に携帯電話を渡して大阪から様々な人にリレーしてもらう「いきなり!ケータイリレー」で、民放祭連盟賞優秀賞を受賞する。

2010年から、「無添加ですよ!」の兄弟番組として希薄になりつつある人との「つながり」をテーマに、docomo提供の「ガリゲル」を演出。おかんをおんぶしてもらう「おかんおんぶ」や恋人の恋愛事情をドラマチックにドキュメントする「あいたい」日本をまたにかけてグルメを探求する「言われるマンマ」など、50を超える様々な企画を展開。

ツイッターをはじめとするソーシャルな展開で、自身のフォロワーが12万人を超えるのはテレビマンとしては日本一。関西ローカルに限らず各地方に番組販売が促進されるほか、海外での展開や放送外地域の東京でも人が勝手に集まって上映会を実施するなど放送に特化しない展開をした。

2013年

「テレビの枠をどれだけ超えられるか?」にチャレンジ。

ソーシャル草創期から手がけて来たソーシャルの営みについて日本テレビネットワーク講演を皮切りに「ソーシャルとテレビ番組の関係」に関する講演を静岡、熊本、広島、新潟などの系列局や、TBSなど系列を超えて展開するほか、

不定期にてローカルのお化け番組、北海道テレビ放送の「水曜どうでしょう」の藤村忠寿ディレクターと、ともに番組販売局である独立U局のテレビ埼玉にてたまたま時間あったら作る「たまたま」を立ち上げた。

ソーシャルとテレビに関しては、ガリゲルでツイッターに*を募集して画面に雪を降らせたり、ダウンタウンDXでは、ツイッターを画面に常時表示し、そこで番組内容に関係ないつぶやきを、スタッフが表示するソーシャルMCのような手法を試みる。ソーシャルと視聴率との相関を肌で感じ、その最先端のトライアルを日々模索した。

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また、テレビぴあにて「コミュニケーションとテレビ」に関する連載、IPG主幹の「G−PRESS」で取材したテレビマン6人をまとめて「テレビをつくる人」、

関西ウォーカーにてテレビ観を対談連載、「てれびバカ」も上梓。

https://www.amazon.co.jp/てれびバカ-ツッパリオヤジVS小悪魔オヤジ-単行本-藤村-忠寿/dp/4047318868

アジアを中心にコンテンツ展開を手がけ、「ガリゲル」のコンテンツで、総務省の国際共同制作プロジェクトに二年参加。初年度の2012年には、タイのチャンネル7にて「あいたい」、チャンネル3にて「言われるマンマ」企画を実現させ、次年度の2013年にはチャンネル3にて発展的にコンテンツを開発、いずれもタイのタイムテーブル上で、30%近いシェアを記録。

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2014年、TBS制作部長合田隆信氏(ガチンコ!)テレビ東京伊藤隆行P(モヤモヤさまぁ~ず)フジテレビコンテンツ部長宮道治朗氏(トリビアの泉)北海道テレビ藤村忠寿氏(水曜どうでしょう)テレビ埼玉遠藤圭介氏(方言彼女)を

中心としてフジテレビ明松功氏(めちゃイケ)日本テレビ古立善之氏(世界の果てまでイッテQ!)TBS中島啓介氏(リアル脱出ゲームTV)テレビ東京高橋弘樹氏(吉木りさに怒られたい)と早稲田大隈講堂にてトークイベント【テレビマンオールスター戦】を開催。これをきっかけに系列の枠を超えたつながりをローカル局など幅広く展開するために一般社団法人「未来のテレビを考える会」が立ち上がる。

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2015年

本社にもどり営業企画開発部長として、新たなるテレビ営業および広告、メディアとの協業をさぐるメディアプランニングの可能性を探る。既存のビジネスフレームに囚われない新しい関係性の構築、販促費含めた新たなビジネスライン、新規獲得の開発プランニングを手探りではじめて、「流通科学大学オープンキャンパスプロジェクト」新規スポンサー深夜番組「カラットアゲアゲ」電通クリエイターとの協業でのグリコ提供ミニ番組「湯かげんいかが?」はじめ、ローカルセールスにおける未来のテレビを考える会発のローカル局との「つながり」をビジネスやコンテンツ開発へ展開する「ご当地番組つながるプロジェクト」を展開。

カラットアゲアゲ:友近ほか
流通科学大学 新聞広告:ノンスタイル
GREEと協業:百億上ル

「テレビマンオールスター戦」の第二弾として、NHK「アサイチ」日本テレビ「イッテQ!」TBS「学校へ行こう」フジテレビ「アウトデラックス」テレビ東京「もやさま」MXテレビ「5時に夢中」などのヒットメーカー24人を集めたリクールティング主眼の「OB OG訪本」を宣伝会議より12月上梓。

2016年総務省プロジェクトにて、タイch3の放送枠(sd28)で、「未来のテレビを考える会」幹事HTB、CTV,YTV,KKT,OTVの5局の取材により日本情報番組を実現。タイから日本のさんまさんに匹敵する人気者TEEを招いてスタジオトーク部分を収録してタイにおいて日本のバラエティスキルをうまく融合させる。現在も新たな形で第二弾が進行中。

全国ローカル局連合によるタイでの放送

また、ソーシャル及びネットメディアの拡散とテレビパブリシティを融合させる手法として、パインアメプロジェクトを実施する。キングコング西野氏を特命配布主任に任命し、町中で「パインアメを配る」ことでソーシャルやウェブ界隈を賑わす。折しも、西野氏が展開した「芸人の肩書きを捨てる」タイミングに特命配布主任の肩書きがクローズアップされて、ワイドなショーでダウンタウン松本氏はじめ大いに盛り上がった。

現在は、編成局チーフプロデューサーとして、ウェブコンテンツ及び番組企画開発の新たなる放送論を探る。