未来の大人活動

未来の大人活動

 我々はなにをすべきなのか?その答えは一生出ないだろう。なぜなら、子供にはこどもの視座があり、大人になったら大人の視座から物事を見ていくから。どうしても、視点の置かれているところからのビジョンしか「自分」と認識したり、現実を認識するしかないので、そのポジションにおいての「なにをすべきか?」に終始してしまうのだ。仏門に入り、ひたすら修行をして業欲を取り払うのは人間存在における視野を確定的にしないようにして「自分」という実在を滅してしまうことで「なにをすべきか?」の答えに近づこうとするアクションなのだ。

 されども、我々は今を生きている。これは、幸せであろうと不幸せであろうと関係なく、この世に存在している証拠でもある。そして「未来」は1秒1秒必ず我々の前に現れてくる。

 子供たちの未来は、誰が作るのだろうか?もちろん、未来のコンテンツは子供自身によるところが大きいが、未来の礎になる「環境」作りや、子供たちが目指すべき「大人のイメージ」は今の我々が子供たちに自分の背中を見せて伝えていくしかないのではないだろうか?

 そんな時、我々が今しか生きていないのはどうなのか?もっと、こどもたちの未来のために「未来の大人」になる努力や意識をもって今を変革していかなければいけないのではないだろうか?

何をすべきか?の答えを今に求めないで、しっかりと未来のイメージを持って今を生きていくこと。そのために必要なアクションを創出していくこと。

それが、「未来の大人」活動であると思っている。

                              (西田二郎)